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税関から販売実績が分かる書類の提出を求められた件について

電話

私はバイマ、メルカリ、ラクマ、paypayフリマ、ヤフオクで輸入した商品を販売しています。

これまで何回輸入したことか。輸入と聞くと難しく聞こえますが、慣れてくると日本のオンラインショップで買うのと同じように海外のお店で買えるようになります。むしろ、日本のオンラインショップで買うよりも早く買えるショップもあるくらいです。

今回はタイトルの通りではありますが、税関から本人確認書類と販売実績が分かる書類の提出を求められたことについて書きたいと思います。

たまに来る税関からの問い合わせ

質問

これまでたくさん輸入をしてきた中で、税関から問い合わせがあることはありました。問い合わせの内容としては主に輸入目的、素材、価格の3つです。

販売価格は個人使用か商用か。個人使用なら購入価格の60%に税率をかけて計算するので、個人使用だと税金が安くなります。商用での輸入なのに個人使用として輸入していると、本来支払う税金よりも安くなるのでいけないことです。

素材についてはシューズはレザーが高くなるということだけは分かりますが、細かいことなので詳しくは把握していません。素材のことについてはシューズ系を買った時に聞かれます。

ソールやアッパーの素材など運動靴か短靴かなど細かく聞かれると記憶しています。

価格については申告価格を元に関税と輸入消費税という税金を計算していますので、実際に購入した金額とお店が申告した価格と違いがないかの確認をします。

基本的には主にこの3つについて聞かれます。シューズ系以外なら素材は聞かれることはそこまでないです。

問い合わせがどのように来るかというと、郵便局からの配達ですと税関から簡易書留で「外国から到着した郵便物の税関手続のお知らせ」が届きます。届いた手紙に直接記入してハガキで回答をするか、FAXやメールでも回答ができます。

DHL、FEDEX、UPSなどの配送会社の場合ですと、会社の通関部から電話がかかってきます。

何を何個買ったのか

購入

本人確認書類と販売実績書類の提出を求められたのは、とあるブランドの帽子を15個まとめて買った時です。

これまでも同じ商品を1度にまとめて何十個と買ったことがあります。同じ商品をたくさん買ってもほとんどの場合には税関から連絡が来ることはありません。

連絡がある場合というのは、お店側が発送する時に申告書に記入漏れがあったり、価格が安すぎたりという時だと思っています。素材の書き漏れていたようで連絡が来たことがあります。

法人名で輸入をすれば商用と判断されるのですが、個人で同じ商品をたくさん買った場合にも連絡があることがあります。

とは言っても、私の場合にはこれまでの輸入回数が多いので、個人で1個の商品を輸入した時でも自動的に商用だと判断されて税金の計算をされてきます。

名前、住所、電話番号で販売者と登録されているようです。

個人名や法人名でどちらでも輸入していますが、個人、法人関係なく連絡は来るような気はしています。

税関からの連絡に回答する

今回の場合には最初に配送会社の通関部から連絡がありました。

販売目的と個数と価格を聞かれて答えました。販売価格と個数については、口頭だけではダメなのでメールで購入した時の明細を送りました。その時に税関が販売実績が分かる書類が欲しいということを言われました。

でも、提出したくないしこれまでも提出したことがないから、提出をしない方向で税関に話しておいてくださいということで電話は終わりました。

荷物は届かず再度電話がくる

1回目の電話の後、荷物は届きません。追跡をすると保留中。気にはなっていたのですが、こちらから電話をせずに待っていました。数日後また電話がかかってきました。

そして本題の本人確認書類と販売実績が分かる書類が欲しいということでした。担当の方にもう一度言いました。

今まで何回も輸入しているけど提出したことはない。こんなことはあるものなのかと。

あるらしいです。

提出は避けられないと思いました。

本人確認書類は免許証でいいとして、販売実績が分かるものってなんだろう?

今回輸入した商品はまだ販売実績ではないので、過去に売れた商品のページとアカウント名と、そのアカウント名が輸入者であることが分かるページが必要ということでした。

自分のネットショップで販売していれば、そのネットショップのURLを教えればいいだけのようです。私はプラットホームでの販売ですので、過去の販売ページやアカウント名などの情報が必要ということです。

メルカリの場合は売れた商品の画像にSOLD OUTの文字が入るので、分かりやすいと思いメルカリの販売実績にしました。

適当にメルカリで売れた輸入商品とアカウント名が分かる画像と、メルカリに登録している個人名や住所が分かる画像をスクリーンショットして、免許証の画像と一緒に送りました。

その後

ビジネス

その後、特に連絡はなく本人確認書類と販売実績書類を送った次の日には商品が届きました。

今回初めて本人確認書類と販売実績書類提出をしましたが、なぜ提出が必要だったのか疑問ではあります。

税関としては先ほどの3つの質問である輸入目的、素材、価格さえ分かれば、正しい税金の計算はできるはずです。同じ商品をたくさん買っていて個人使用というなら疑うのは分かります。

最初の電話で商用ということと、購入明細を送っているので、税金を計算してすぐに届けてくれればいいだけなのに。

考えられうることとしては、今回提出したアカウントから過去にどんな輸入商品を販売していて、それらを輸入した時の申告内容を確認したいのでしょうか。

申告価格を下げて申告をすれば税金は安くなりますが、お店側が安い金額で申告することはほとんどないですからね。

金額を安く申告することをアンダーバリューというようです。

嘘をつかなければ何も怖がることはないことですが、今まで提出したことがない書類の提出を求められたので気になってしまいました。

みなさんはこのようなことがありますか?

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