マクドナルド全店でクレジットカードと電子マネー対応へ
ファーストフード大手の日本マクドナルドは、2017年下半期より順次、日本全国の店舗でクレジットカードや電子マネーなどの決済サービスを導入することを発表しました。
マクドナルドは店舗数の減少や連続赤字の時期もありましたが、3年ぶりの黒字を出したこと回復したのかと注目が集まっています。
新たに追加される決済サービス
これまでは現金の他にiD、WAON、楽天Edyの3種類のみの電子マネーしか対応していませんでした。しかし、今回の発表でほとんどのクレジットカードと電子マネーが対象になります。こちらが今回の発表で新たに対応されるクレジットカードと電子マネーの種類です。
クレジットカード
・Visa(ビザ)
・Mastercard(マスターカード)
・JCB(ジェーシービー)
・ダイナース
・ディスカバー
・アメリカン・エキスプレス
5つの国際ブランド(ディスカバー以外)がすべて対応します。急成長中の楽天カードなどももちろん利用可能です。
電子マネー
・nanaco(ナナコ)
・Kitaca(キタカ)
・Suica(スイカ)
・PASMO(パスモ)
・TOICA(トイカ)
・manaca(マナカ)
・ICOCA(イコカ)
・SUGOCA(スゴカ)
・nimoca(ニモカ)
・はやかけん
発行枚数上位のカードがすべて対応になっています。サラリーマンの通勤の味方スイカやパスモも対応するのは嬉しいですね。
Apple Payもはじまりましたので、これからマクドナルドの利用者が増えるかもしれません。
クレジットカードと電子マネーで支払いができるお店が増えている
今では多くのお店でクレジットカードや電子マネーが使えるようになっています。
クレジットカードが使えない大手のマクドナルドもようやくクレジットカードが対応となりました。マクドナルドではDポイントの導入もはじまり、今回のクレジットカードと電子マネーの対応ということで、変化する世間のニーズに対応をする姿勢です。
マクドナルド以外でクレジットカード払いができなかった大手回転寿司チェーンのくら寿司でも、2017年4月よりクレジットカードでの支払いと、楽天ポイントカードの対応が発表されました。
回転寿司屋は利益率が低く、今までクレジットカードでの支払いができるお店はほとんどありませんでした。しかし、2015年にかっぱ寿司でクレジットカードと電子マネーが対応したことにより、回転寿司チェーンでもクレジットカードで支払いができるお店が増えてきています。
しかし、大手のチェーン店でもクレジットカードで支払いできないお店もあります。
レストランのサイゼリア、カフェのドトールなどです。クレジットカードの手数料はお店側が負担するので、お店側としても大変です。断固としてクレジットカードでの支払い対応しないというのも分かります。サイゼリアはいつ行ってもお客さんも多いですからね。
今回のマクドナルドのようにずっとクレジットカード対応していなかったお店でも、いつかはクレジットカード対応するかもしれませんね。
クレジットカードと電子マネー支払い対応で変わること
利用者側のメリットとしては、ポイントが貯まるということと支払いがかんたんになるということです。
マクドナルドで数千円も使うことはほとんどありませんが、1,000円以下のお買い物でもクレジットカードや電子マネーで支払うことができればポイントが貯まります。少ない金額の支払いだと、ほんの数円ほどのポイントしか貯まりませんが、ちりも積もれば山となります。
ほんの少しでも貯められるポイントがあれば、しっかり有効活用した方がいいですね。
クレジットカードと電子マネーの支払いに対応すれば、現金を持ち歩かない人もお店に寄ってくれるかもしれません。今までお店に来なかったお客さんを呼び込む効果にも期待ができます。
まとめ
大手のチェーン店がクレジットカードと電子マネーに対応したことで、今後は他のチェーン店にも影響があるかもしれません。私たち利用者側からすれば、支払方法の選択肢が増えることはいいことです。クレジットカードや電子マネーでの決済金額は年々増えているので、自然の流れなのかしれません。
クレジットカードと電子マネーでの支払いが対応したら、お得にポイントを貯めましょう!