転売をはじめる前に不要品販売で経験と軍資金をゲット!
副業としてインターネット転売を選択する方が多くなっています。転売は基本的に、商品を仕入れて売るという流れになります。いきなり商品の仕入れをするとなると、不安になる方も多いと思います。そこで、まずは不要品販売をすることをおすすめします。なぜ不要品販売をおすすめするのか、メリットとデメリットについてご説明をします。
この記事の目次
不要品(不用品)販売をする8つのメリット
不要品と不用品を分けて書きました。まずは不要品と不用品の違いについて確認をしておきましょう。
不要品・・・壊れていないが、使わなくなったいらないもの。
不用品・・・壊れて使えないもの。ジャンク品とも言えます。
壊れているか(不用品)、壊れていないか(不要品)。使えるか(不要品)、使えないか(不用品)、このように一度確認をすると分かりやすいですね。
壊れて使えない不用品でも、売れることがあります。自分にはまったく価値がないと思っていても、他の人から見たら価値があるものがたくさんあります。価値があると思ってくれる人は、どんなものでもお金を払ってくれます。
インターネット転売をする前に、なぜ不要品販売がおすすめすなのか、そのメリットとデメリットについてご紹介します。
1.部屋からものがなくなる
不用品を捨てるのが面倒くさい。壊れていないけど、まだ使えるから捨てるのはもったいない。このようにものを捨てられない人も多いです。最近では、断捨離やミニマリストということも流行っていますね。使わないものが部屋にあると、どうしてもスペースをとってしまいます。不要品が売れれば、部屋からなくなるので気持ちもすっきりします。
2.いらないものがお金に変わる
お住いの場所によっては、普段使うゴミ袋が有料だったり、大きな粗大ごみを捨てるのにもお金がかかってしまいます。ものを買うのにお金がかかるのは当たり前です。ものを捨てるのにもお金がかかるというのは、気分的にはいやなものです。いらないものを捨ててしまうだけならお金はもらえませんし、お金を払うことになるかもしれません。しかし、捨てようとしていたものが売れればお金に変わります。粗大ごみで捨てるような大きいものが売れれば、本当ならお金を払って捨てなくてはいけなかったのに、反対にお金がもらえてしまいます。これから転売をはじめる場合には、軍資金にすることもできます。
3.リサイクルショップなどで売るよりも高く売れる
いらなくなった洋服、読まなくなった漫画や本、聞かなくなったCD、見なくなったDVDやBlu-rayなど、リサイクルショップや専門店などに持って行き、お金に変える人も多いと思います。お店は買い取ったものに利益をのせて他の人に売ります。お店は利益を出せなくてはいけませんので、買取金額などが安くなりやすいです。しかし、欲しい人に直接売ることができれば、買う人はお店よりも安く、売る人はお店で売るよりも高く売ることができます。まさにWin Winです。
4.仕入れをしなくていい
ものを売るには仕入れをしなくてはいけません。しかし、不要品はもとからあるものなので、仕入れの必要はありません。仕入れをしなくていいので始めやすいということになります。家にあるものでいいので、売る練習ができます。
5.インターネットでものを売る流れを理解することができる
個人がインターネットを使ってものを売るということは、最初は一つ一つの作業をすべて自分でやることになります。購入されたらどのような連絡をするのか、商品代金の受け取りや確認はどのようにするのか、商品はどのように発送をするのか。ものを一つ売るということだけでも、やらなくてはいけない作業がたくさんあります。慣れないうちは大変に思うかもしれません。不要品を何回も売ることで、ものを売る流れを理解して、作業に慣れることができます。いきなり利益を得るために転売をするよりは、やりやすいのではないでしょうか。
6.発送方法の理解、梱包について経験理解をすることができる
商品を発送する時の配送方法は、いろいろな会社、いろいろな配送方法があります。たとえば、ヤマト運輸なら宅急便、宅急便コンパクト、ネコポスなど配送方法にも種類があります。郵便局ではさらに多く分かれます。それぞれの配送方法によって、料金や特徴などが変わってきます。送料を負担する人が購入者でも販売者のどちらでも、安く、早く、安全に届いてほしいというのは、共通の願いでしょう。発送するものの大きさや重さなどで、どの配送方法がいいのか覚えることができます。商品によっては配送方法を選択できるようにすると、購入者にとっても嬉しいです。
買ってもらった商品を壊れないように梱包するということも大切です。壊れないということは重要ですが、買ってくれた人が開けた時にガッカリしてしまうような梱包だと、満足をしてくれないかもしれません。壊れないように、見た目もよくすることで買ってくれた人は満足をしてくれます。梱包の経験がないと、どのように梱包していいのか分かりませんが、回数をこなすうちに慣れてきます。不要品販売は梱包の練習にもなります。
7.評価を貯めることができる
ヤフオク、メルカリ、Amazonなどいろいろな販売先がありますが、それぞれの販売先には評価というものがあります。購入する側の立場になってみれば、評価が高い人から買う方が安心という気持ちになります。実際に仕入れをして売る前に不要品を売って評価を貯めれば、評価が0から始めるよりは有利になります。
8.時間をつくることに慣れることができる
副業するにはかならず作業をする時間をつくらないといけません。いきなり時間をつくるのが難しいという方もいます。不要品販売をすることで、一つ一つの作業にどのくらいの時間がかかるのか分かります。大体の時間が分かれば、あとはその時間をつくることを考えていきましょう。家でテレビを見る、スマホをいじるなどの時間をけずって、作業をする時間をつくることに少しずつ慣れましょう。
不用品販売をするデメリット3つ
メリットがあれば、反対にデメリットもあります。
1.続けることが難しい
家にある不要品にはかぎりがあります。ずっと続けることは難しいです。自分の不要品がなくなってしまえば、売るものがなくなってしまいます。家族や友達の不要品をもらって売ることもできますが、どうしうてもかぎりがあります。不要品を回収して売ることもできますが、続けていくには難しいです。いらないものを回収して売るというビジネスもあるくらいです。無料で回収するのか、お金で買い取って回収するのかなどによっては、古物商の許可というものが必要になります。古物商についてはこちらの記事をご確認ください。他にも許可が必要な場合があります。
2.購入者とトラブルになることがある
不要品なので、中古またはジャンク品を売ることになります。売った相手の中には、買った商品に満足ができずに、クレームを言ってくることがあります。返品してもらうために着払い送料を負担しなくてはいけない場合や、評価が悪くなってしまうこともあります。しかし、転売を続けていればかならず購入者から、クレームやトラブルになることがあります。いつか経験することになるなら、不要品販売の時点でトラブルを体験しておけば、クレームやトラブルなどの時にどのように対応をすればいいのか、自分の経験になります。
3.絶対に売れるとはかぎらない
売るものによっては、なかなか売れないものもあります。出品してすぐに売れるものもあれば、何年たっても売れないものもあります。売れなければお金になりませんが、出品をしたという経験ができたと思うようにしましょう。何年も出品し続けていれば、いつかは売れるかもしれません。売れないと気になってしまう場合には、期限を決めてしまい、期限までに売れないようなら出品をやめて、友人などにあげたり捨ててしまいましょう。売れたらラッキーというくらいの気持ちの方が続けられます。
不要品(不用品)販売のおすすめの販売先2つ
インターネットでものを売ることができるサイトはたくさんあります。それぞれの販売先によって、メリットデメリットがありますが、今回はこの2つの販売先で不要品販売をすることをおすすめします。
1.ヤフオク
言わずと知れた日本No.1オークションサイトです。最近はメルカリなどのフリマアプリなどにおされていますが、それでもユーザー数は多く、日々たくさんの商品が出品されて売れています。スマホアプリでもかんたんに出品ができるようになっています。フリマアプリのメルカリなどよりも、物を売るということをしっかりと学べる印象です。
出品されている商品のジャンルも多いので、何でも出品をしてみてください。
2.メルカリ
日本No.1フリマアプリです。メルカリがフリマアプリを流行らせました。スマホ一つでかんたんに出品や取引ができますので、まさに今の流行に合わせてアプリです。出品や取引がかんたんで、時代の流れに乗っているアプリです。
それぞれの販売先の特徴やメリットなどは、おすすめの副業12種類の記事にて詳しくご紹介をしています。
家にあったら売れる可能性の高いもの11種類
いろいろな不要品がありますが、その中でも家にあったらぜひ出品をして欲しいものを11種類ご紹介します。これからご紹介するものが家にあれば、優先して出品をしてみてください。
ブランド品 | アパレル関係から電化製品まで、ブランドがついているものは欲しい人が多いです。 |
漫画、雑誌などの本 | 全巻セットなど、お店で買取をしてもらうより高く売れることが多いです。 |
CD、DVD、Blu-rayなど | 漫画などと同じように、お店で買取してもらうより、自分で売ってしまいましょう。 |
雑誌やお菓子などのおまけ | ちょっとしたものでも、コレクターがいる場合があります。捨てずに出品をしてみてください。 |
ブランド品の紙袋 | 紙袋だけでも欲しい人がいます。捨てずに出品をしましょう。 |
結婚式の引き出物や葬式などの香典返し | もらっても使わないものも多いはずです。このようなものは売ってしまいましょう。名前入りは売れない方がいいかもしれませんね。 |
大きい家具など | 捨てるには有料の家具なども売れることがあります。売れなくても無料で引き取ってもらえば、捨てるお金はかかりません。 |
使いかけの化粧品や香水など | 使いかけだから買ってくれないだろうと思いがちですが、これがなかなか需要があります。家で少し使って放置されているものがあれば出品をしましょう。 |
限定品 | どんなジャンルでも限定品なら欲しい人がいるかもしれません。思わぬ価格で売れることも。 |
ジャンク品 | いわゆる壊れたものです。壊れていてもものによっては欲しい人がいます。捨てずに出品をしてみてください。 |
古いもの | ジャンルは問わず、古くて今では手に入らないものを欲しい人がいます。実家などに昔のものがあれば、捨てずに出品をしてみましょう。 |
不要品(不用品)を売るためのコツ
1タイトルには多くの情報を分かりやすく書く
タイトルを見てどんな商品か、ひと目で分かるように書きましょう。ブランドや型番などがあれば、記載した方が見ている人に分かってもらえます。購入する人の気持ちになることで、購入してもらえる確率を上げましょう。
2.状態や付属品などは詳しく書く
新品であれば新品と書けば大丈夫ですが、不要品なので新品ではありません。中古の場合には状態もさまざまです。
洋服なら穴やほつれ、汚れなどはあるのか、電化製品なら箱や説明書などの付属品はあるのか、起動確認はできているのかなどです。キズがある場合には、どの程度のキズなのか画像と文章で分かるように説明をしましょう。
見ている人に状態について分かってもらえるように、できるだけ詳しく書きましょう。詳しく書くことで、購入された後のクレームやトラブルの可能性を低くすることができます。
3.状態が分かるような写真をのせる
中古品やジャンク品など、新品ではありませんので、付属品やキズなどの状態がよく分かる画像をのせましょう。状態が分かりやすい画像をのせることで、商品が届いた後に思っていたよりもキズが目立つなどの、クレームが起こる可能性を低くすることができます。
4.支払方法や発送方法は選択肢が多い方がいい
販売先によっては支払方法が決まっていて、購入者が選択できるようになっています。こちらで支払方法をいくつか選択できる場合には、できるだけ多くの支払方法を選択できるようにしておいた方が、購入する人にとっては嬉しいです。
支払方法よりも発送方法の方が大事になってきます。不要品販売のメリットでもご説明しましたが、配送方法にはたくさんの種類があり、料金もさまざまです。
トレーディングカードの送料を例にすると、郵便局の普通郵便だと82円で発送ができます。しかし、ゆうパックだと一番安くても690円です。商品の価格自体は安い商品なのに、送料が高くて他の人から買った方が安いということもあります。特に安い商品なら、安い送料で買いたいという人が多いです。高額な商品になってくると、送料は高くても追跡や補償がある発送方法を希望する購入者が多くなります。反対に高額な商品でも、安い送料がいいという人もいます。人によってさまざまなので、いろいろな発送方法を用意して、購入者に選択してもらえるようにした方が買ってくれやすくなります。
5.出品をする前に相場を調べる
ヤフオクの落札相場検索を使えば、直近90日以内に落札されて終了したオークションの商品と価格を調べることができます。自分が出品しようとする商品が、過去にどのくらいの価格で売れたのか確認することができます。これで相場を調べることができます。相場よりも高すぎる価格で出品をしても、なかなか売れません。相場と同じくらいの価格で出品をした方が売れやすくなります。
※ヤフオクとメルカリでは、同じ商品でも相場が違う場合があります。それぞれで相場を調べてから出品をした方が高く売れることがあります。
6.ある程度の価値があるものは1円スタートにする
相場を調べて過去にたくさん売れていて、価格もそれなりになっている商品なら、1円スタートにしても相場に近い価格で落札されることが多いです。価値がある商品を1円スタートにすることで、かならず売ることができます。もちろん、相場よりも安くなってしまうこともあれば、少し高めに落札されることもありますので、こればかりはタイミングといったところでしょうか。価値のないものを1円スタートにしても、入札がなかったり1円で落札されてしまうので、評価稼ぎやどうしても売りたい時など、早く売りたい理由がある時以外にはやめておきましょう。
7.同じようなものはまとめ売りをする
相場があまり高くない商品を、同じジャンルなどでまとめて一つの商品として出品をすることで、お得感をだして売れやすくすることができます。漫画などは1冊よりも全巻セットの方が売れやすいですし、おまけなどもコンプリートしていた方が売れやすいです。安い商品を一つずつ出品して評価を貯めてもいいのですが、作業も多くなってしまうので、まとめて売ってしまった方が作業も少なく、一度の取引でまとめて商品を売ることができます。
まとめ
不要品を売ることはデメリットもありますが、メリットの方が多いことは分かっていただけたと思います。これから転売をはじめようと思っている人にとってはメリットしかありません。すでに転売で稼いでいる人は、最初に不要品販売をしていることがほとんどです。不要品販売を経験すると、理解できることが多くなります。転売をスタートする前には不要品販売をして、経験とお金どちらもゲットしましょう。