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国税のクレジットカード支払い対応でお得にポイントゲット

 2017/02/20 税金  

クレジットカード

日本で生活するには、かならず必要な税金。私たちは普段の生活で、いろいろな税金を支払っています。不動産を買う時には不動産取得税、固定資産税。車を買うなら自動車取得税や自動車税など。税金を現金で支払っている人も多いのではないかと思います。平成29年より国税がクレジットカードで支払いできるようになりました。国税をクレジットカードで支払うメリットとデメリットなどについて、詳しく解説をしていきたいと思います。

国税とは

税金は大きく分けて、国税と地方税の2つに分けられています。国税と地方税の違いについて、かんたんに確認をします。

国税・・・国に支払う税金

地方税・・・道府県税と市町村税に支払う税金

国税と地方税の種類について

国税と地方税にはどのような税金があるのか具体的に確認をします。今回クレジットカード支払いが対応になったのは国税です。

国税と地方税の種類

出典元:財務省

※この表には復興特別法人税と登録免許税はのっていません。また、地価税も国税となりますが、平成10年分以後の課税時期から地価税の摘要は停止されています。廃止になったわけではありませんので、地価税自体は存在しています。

次から詳しく国税のクレジットカード納付(支払い)について、詳しく確認をしていきます。

いつからクレジットカードで支払いができるのか

クレジットカード支払い

2017年(平成29年)1月4日からです。平成28年度の確定申告分からではなく、過去分の税金についてもクレジットカードで支払うことができます。(過去の税金の一部については、これから対応されるものもあります。)

クレジットカードで支払うことのできる税金は

実際にクレジットカードで納付ができる税金の一覧です。聞いたことがない名前もありますが、ほとんどの国税について、クレジットカード納付が対応となっています。

対応しているクレジットカードについて

対応しているクレジットカードのカードブランドが決まっています。メジャーな5大国際ブランドに対応をしています。

支払える税金の金額はいくらまでか

クレジットカードカードで支払える税金は、1円〜9,900,000円までとなっています。

支払額に応じた決済手数料がかかることに注意

クレジットカードで税金を支払えば、ポイント分すべてがお得になるというわけではありません。クレジットカードで税金を払う時には、支払額に応じた決済手数料がかかります。

こちらの国税クレジットお支払サイトにて、納付額に応じた決済手数料の試算ができます。

https://kokuzei.noufu.jp/

納付額100,000円で決済手数料の試算をしました。決済手数料は820円になりました。

※最初の1万円までは76円(消費税別)、以後1万円を超えるごとに76円(消費税別)の決済手数料となっています。ほとんど変わりはありませんが、単純に支払額の0.82%の決済手数料がかかるというわけではありません。

納付額1,000,000円で決済手数料の試算をしました。決済手数料は8,200円ではなく8,208円になりました。10,000円で76円(消費税別)の決済手数料です。

1,000,000(納付額)÷10,000✕76円(消費税別)=7,600円(消費税別)

7,600円✕8%(消費税)=608円(消費税)

7,600円+608円(消費税)=8,208円(消費税込)となります。

クレジットカード納付で得をするには

10,000円の支払いで82円(税込)の決済手数料がかかることが分かりました。先ほどの通り、正確には違いますが約0.82%の決済手数料がかかります。ポイントの還元率が大体0.82%を超える還元率のクレジットカードで支払いをすれば、お得ということになります。反対に還元率が0.82%以下のクレジットカードで支払いをすると損をしてしまいます。

還元率1%の楽天カードで支払った場合の例

楽天カードのポイント還元率は1%です。

楽天カード

楽天カードで100,000円の税金を支払→1,000円の楽天ポイント

決済手数料を含めた合計支払額100,820円

101,000円-100,820円=180円

楽天カードで100,000円の税金を支払えば、180円分お得ということになります。とてもお得というわけではありませんが、少しでもお得であればやった方がいいですね。

※お使いのクレジットカードによっては、税金の支払いにはポイントがつかないと、決まりがある場合があります。税金の支払いでクレジットカードを使う前に、クレジットカード会社に確認をしておくことをおすすめします。

国税のクレジットカードでの支払方法の流れ

決済手数料は10,000円で76円(税抜)かかり、0.82%以上のクレジットカードで支払いをすれば、お得になるということが分かりました。それでは実際に、どのようにクレジットカードで国税を支払うのか、実際の流れを確認をしていきます。

1.国税クレジットカードお支払サイトにいく

https://kokuzei.noufu.jp/jpn/

 

2.注意事項を確認してチェックをする

注意事項を確認

3.ページの一番下の「同意ボタン」をクリックする

同意ボタン

4.氏名・住所などの情報を入力する

氏名・住所などの情報を入力

5.支払いをする税金の種類を選択する

支払いをする税金の種類を選択

6.種類を選択して期間と税額を入力する

種類を選択して期間と税額を入力

7.「次へ」のボタンをクリックする

次へのボタンをクリック

8.クレジットカード情報を入力する

クレジットカード情報を入力

9.「次へ」のボタンをクリックする

次へのボタンをクリック

10.入力情報の最終確認をして「納付」ボタンをクリックする

納付ボタンをクリック

11.最後に「はい」ボタンをクリックする

はいボタンをクリック

以上で納付の手続きは完了です。納付完了の画面を印刷することもできますし、メールアドレスを入力しておけば、確認メールがきます。印刷をして、メールアドレスを入力しておけばより安心です。

まとめ

年会費が無料でつくれるクレジットカードもあります。その中にはポイントの還元率が1%を超えるものもありますので、税金を支払うためにクレジットカードをつくるということでもいいと思います。お得になるのはわずかな金額ですが、税金はかならず支払わなくてはいけないものなので、どうせなら少しでもお得に支払いをしましょう。

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